漫画が映画になる

漫画も好きなんです。

松本大洋が好きで、まぁでも「ピンポン」までしか持っていません。好きな漫画は手元に置いておきたくなります。原作漫画が好きだと、どんな映画になったのかはそりゃーやっぱり大問題です。「青い春」という短編集、これは映画もよかったです。短編をつなぎ合わせて一本の映画になっていますが、なんといっても松田龍平がよかった。華がありました。「ピンポン」は窪塚なんとかがペコの役、という時点でアウトです。わたし的にはですけど。だって漫画のペコはノリは軽いけどバカじゃないもん。「チョコボールはやっぱキャラメルだよね」というペコの意見、わたしも同感です。

映画にはなってない（と思う）けど、「ゼロ」は面白い漫画ですよ。松本大洋って、ロマンティストなんだろうなぁと思います。ロマンにちょっと暗いテイストを加えて。松本大洋の漫画で楽しいのは、クロとシロだったり、星野と月本だったり、背中合わせなところ。それに章と章の間のイラストに、黒猫と白猫がいたり、星と月が描いてあったりするところ。こまかいところを見るのも、わたしにとってのひとつの楽しみ方です。

「鉄コン筋クリート」では、前にも書きましたがクロがビルのてっぺんから飛び降りてくるのがすごく好きなんだよなぁ。あとね、細かいですけど、クロがイタチに出会うシーンで、武器を構えたイタチがとってるポーズなんだよなぁぁ。確か外国人が監督してアニメになったと思うけど、見た時一番重要視していたのはそこらへんだった気がする。アニメに関しては特に感想はありません。「鉄コン筋」が好きなのは、たぶんスピード感なんだろうな。

って、こうやって書いていて、漫画読んだのも映画見たのもずいぶん前だったよな、と思います。だから記憶違いもあるかもしれません。というか、たぶん、ある。なんか間違ってたらすいません。こうやって書くことによって、また漫画読んでみようとか映画見てみようとか、そういう気持ちにはなります。

ところで。ここ数日でちょっと絵が売れたりしました。買ってくれたのは知り合いですけどね。でもすげー嬉しいです。フォーティーンはイラストのお店です。ポストカードやシールも作って売ってます。気が向いたら是非お店に来てください。お待ちしてます。

宣伝もしなくちゃね！

今日の１曲： No Surprises / Radiohead