Fourteen

イラストのお店

リアル、リアル、リアル!!

今日の絵描いた時は怒ってました。バット持ってるものね。この女の子の怒りが頂点に達したら、あらゆるものをバットで叩き壊すのかもしれない。

今また、映画「ウォリアーズ」のもとになった小説を読んでます。最初に読んだ時は、映画にある程度近い内容だと思っていたので、読み終わった時には「ふーん」と思ったわけですが、かなり内容が違うとわかっている今読むと、おもしろいです。数あるギャング団の中でもトップの「デランシイ・スローンズ(王座)」の親玉イズマエルが、多くのギャング団を集めて集会をする、という物語のスタートとなる設定は同じですが、デランシイ・スローンズ、からして名前が違うもんね。映画だとグラマシー・リフスだもんね。ウォリアーズは映画では主役のギャング団の名前だけど、本当は集会に集まったすべてのギャングたちを指して「戦士たち」と呼ぶのであるのよ。ちなみに、小説の中では、主人公たちが属するギャング団の名前は「コニーアイランド・ドミネーターズ(支配者)」っす。この小説、書かれたのがなんと1965年で、その時代に実際になわばりを持ったギャング団たちが存在して暴れまわってた、っていうことに驚く。すげーリアルなんですよ、この物語。映画は公開当時、バイオレンス映画っていわれて話題になったけど、小説の中で少年たちがおこなう行為の残虐さは、映画の比じゃない。リアルな暴力そのもの。しかも14才~17才くらいっていう設定なんだから。彼らの心を占める反社会的感情が当時のリアルだったんだと思うと、なんか、衝撃を感じる。血のつながった家族とは別に、ファミリーを作る、だからアーノルド・パパがいて、ママもいて、高官とされるへクターおじがいて、兄弟にも順位があって・・・なんだ、その発想。さわやかとはほど遠い青春だけど、青春には間違いないじゃないか!ああ、このリアル感がたまらない。

って、今日も止まらなくなってしまった・・・。それにしても、この小説をあそこまでの正義派バイオレンス・ムービーに持っていったウォルター・ヒルはすごいわ。映画も原作も好きだわー。ちょーいいモノめっけた、と思ってる。

今日紹介する曲はシャーラタンズ~。ともだちに筋金入りのシャーラタンズファンがいるんだ。シャーラタンズのグルーヴ感が好き。グルーヴ感ってなに?とは突っ込まないでください。よくわからずに使ってますから。ストーン・ローゼズっぽかったり、オアシスっぽかったりしますが、どちらのバンドよりもシャーラタンズの方が前です。シャーラタンズいいぜ。

 

今日の1曲:With No Shoes / The Charlatans (アルバムTellin'stories聴くべき!)

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